snow in the field

Yukiko Tanaka, pianist

田中友樹子 略歴

2005年12月、ニューヨークのカーネギー・ワイルホールでコンサートデビュー。コンサートはデビューにしては異例の売り切れで、「一言で言えば、理想の演奏である」とニューヨーク・コンサートリビュー誌において絶賛された。

 

 東京出身、ソロだけでなく、オーケストラとの共演、伴奏者、室内楽奏者としてもアメリカ、カナダ、スペイン、ハンガリー、そして日本で活動中。伴奏法を江口玲氏に師事、川崎正雄氏(バイオリン)、ポール・スペリー氏(声楽)、ジェームス・ゴルウェイ氏(フルート)、アナ・マリア・サンチェス女史(声楽)等のマスター・クラスやレッスンで伴奏を務める。また2002年から2004年まで、ミシガン州のインターロッキン・アーツキャンプでもスタッフ・ピアニスト歴任。伴奏の経験は広く、あらゆる楽器や歌手からダンス、ミュージカルまでに及び、クラシックのみならず、ブロードウェイ音楽、ロックバンドのピアノも手がける。2007年と2008年の夏には、スペインのグラナダで行われるスペイン音楽祭に伴奏者兼奨学生として招かれている。また、2009年の夏にはサンチャゴ・デ・コンポステラでのスペイン音楽祭にも参加している。


   4歳の頃スズキメソードでピアノを始め、9歳の頃、スズキメソード年間ピアノオーディションで創設者である鈴木慎一氏に選ばれる。それ以来、アメリカに渡るまで、スズキメソードの主要なコンサートにオーケストラのソロとして、また、ピアノ連弾、および独奏として参加。

 

 青山学院女子短期大学英文科卒業後、ユタ州立大学より社会学の学士を取得。在学中には1998年度最優秀学生に選ばれている。その後、ミシガンのアルビオン大学に編入、音楽を専攻。アルビオンでは、プレッサー奨学金を始め、数々の奨学金、褒章を受章、またコンチェルト・コンクールにおいて優勝し、大学オーケストラとの共演を果たす。卒業後、ニューヨーク市立大学ブルックリン校で大学院に行き、クラウディオ・アラウの高弟、マエストロ・ヘルマン・ディエス氏に師事。在学中奨学金を貰い、成績優秀者で修士号を取得、卒業。今もニューヨーク在住ながら、スペインのバルセロナにあるグラナドスの演奏法と正当なスペイン音楽を継承するマーシャル音楽院のスペインピアノ科にて、カルロタ・ガリガ女史に師事。2011年にスペイン音楽のディプロマを取得。2010年には、アルビオン大学から優秀な卒業生に贈られる”Top 10 in 10"を受賞。

 

 マスタークラスでは、レスリー・ハワード氏、アビー・サイモン氏、デビッド・ドゥバル氏、レフ・ナタチェニィ氏、ジョフリー・スワン氏、ジョン・ペリー氏、等に師事。また、室内楽をマーク・シュタインバーグ氏、ジュリア・リクテン氏、ジョエル・レスター氏、キアラ・ストリングカルテットに師事。 2007年夏には、ネブラスカ大学リンカン校主催の室内楽祭に招かれている。

 


   現在、ニューヨークを拠点にし、演奏活動を続ける傍ら、教会音楽主任を務めたり、音楽学校で教鞭をとる。バッハやショパン、リストに加え、情熱的なスペイン音楽を最も得意とする。